・ 今回は、タケノコの知識とオススメメニューの紹介です。
目次
タケノコの旬はいつ・いつから?
タケノコの旬は、春です。4月から6月と言われていますが、温かいところでは、11月ぐらいからとれ2月3月ぐらいのところもあり、結構、差があるようです。ちなみに、世間様の春野菜のイメージ1位は、タケノコでした。菜の花かと思っていました。
竹の子と筍の違い・意味は何?
竹の子と筍の違いは、ものはタケノコで一緒です。違いは当て字の違いだけです。
・竹の子は、字のごとく「竹になる、その子供の状態」からきています。
・筍は、「成長の早さ、2.3ヶ月で成長してしまうので、1旬(10日)で竹になるを合わせて筍」からきています。
メニューに使う感じも料理人によって、違うのでお好みで使用しても、いいかなとは思います。
タケノコの下処理・アク抜きの仕方
朝堀タケノコ・早堀タケノコの場合
タケノコには、朝日をあびる前に収穫された、朝堀りや、早堀りと、呼ばれるタケノコがあります。
タケノコは、陽があたり、成長するにつれ、アクが強くなる性質がありますので、朝の陽が、のぼるまえに、土から顔をだす前に、収穫すると、水分も香りもしっかり保れた、アクも少ない状態で収穫することができます。
特に堀りたては、生で食べることもできます。加熱して使う場合も、軽くゆでるだけで使うことができます。
僕が、昔いたところでは、このタケノコをこだわって使っていましたが、その分、朝の出勤時間が早すぎて、当時早起きが苦手な僕は、これだけで辛かった思い出があります。
美味しいを追求することは、大変なことなんですね。
通常のタケノコの場合
①・まず、タケノコの先を、身を切らない程度に斜めに切り落とします。そして、ゆであがってから、皮をむきやすいように、その切り口中央に縦に切り込みを入れておきます。
②・鍋にたっぷりの水と、ヌカ、赤とうがらしをいれ、タケノコの大きさにもよりますが、2時間ほどゆでます。
③・根元の固そうな部分に串をさして、やわらくなっていれば、串が通りますので、そのままゆっくり冷まします。
④・冷めましたら、皮をむき、流水でさらし、お好みの料理方法にもっていきます。
●・だいたい、料理に合わせてカットする、軽くゆでる、再び軽く流水でさらす。から炒めたり、炊いたりします
たけのこの切り方についてのすすめ
たけのこの切り方のについて、疑問に思う方も多いようなので軽く説明したいと思います。
基本、穂先のやわらかい部分は好きに切っていいかとも思いますが、もったいないので、縦にスライスしたり、くし切りにするのがオススメです。下の写真みたいな感じですね。
そして、根元の繊維の強そうな固い部分は、繊維を切る様に、横にスライスすることをオススメします。炊き込みご飯など、食感を生かしたい料理などに、むいているのは根元のほうですね。
ただ、もっと歯応えなどが欲しい時、メンマなどは縦にカットします。
お店では、元の方のイボイボした部分も、かつらむきみたいにしてむいてしまいますが、家庭ではもったいないのかなと、思ったり、むいた部分は刻んで別の料理に使ったりもします。最近は、フードロスも深刻な問題になってますからね。
オススメのメニュー
★☆☆ たけのこご飯
ゆでたタケノコ、タケノコの水煮がある状態からなら、一番手軽に作れる料理なのかなと思います。炊飯ジャーに、洗ったお米と、炊き込みの汁をメモリまでいれ、厚めにスライスしたタケノコをいれて炊くだけです。(炊き込みの汁の割合はこちら)
★☆☆ たけのことワカメのサラダ
タケノコと若布は、香りも相性がいいので、ゆでたタケノコと、若布を生野菜に混ぜても春らしくて美味しいサラダができます。ドレッシングは、梅干しを使ったドレッシングがおすすめです。(梅ドレッシングの作り方はこちら)
★☆☆ たけのこのお吸い物・若竹碗
かつお出汁に、香り程度にひかえめにうすくち醤油をいれ、塩で味を整え作った、吸い物の汁に、ゆでたタケノコの穂先のやわらかい部分をスライスし、たっぷりの若布を一緒に、お吸い物の汁にいれ、温めていただきます。若竹煮のお碗バージョン春のお吸い物です。(若竹煮の作り方詳細)
★★☆ たけのこを使った鍋・菜の花のあさりの鍋
アサリの出汁の効いた春らしい鍋を紹介しています。参考になったらと思います。( 詳細はこちら )
★★☆ たけのこと鶏肉の炊き込みご飯
作り方は、ほぼ「たけのこご飯」と一緒ですが、小さく切った鶏肉と、刻んだ油揚げを入れることで、たけのこ感は薄れますが、いろんなダシが合わさりご飯が吸いとても美味しいです。(炊き込みの汁の割合はこちら)
★★☆ たけのこの木の芽味噌和え
炊いたタケノコを、木の芽みそであえる、日本料理店では、春の定番ともいえるメニューですが、家庭で作る料理に木の芽を使うのは少し高くついてしまいますね。参考までに。。。( レシピ詳細はこちらに )
★★☆ たけのこの土佐煮
土佐煮の土佐は、かつおの名産地からきていて、かつおを指しています。炊いたタケノコに細かく粉末にしたかつおぶし(粉がつお)をまぶすことから、土佐煮とゆう名前がついています。( 細かい注意点がありますので詳細はリンク先に )
★★☆ たけのこの煮物・若竹煮
日本料理の春の定番ともいえる、わかめとたけのこの煮物です。しつこいようですが、相性のよい食材なので、失敗なく美味しいです。ぜひ作ってみてください。(若竹煮の作り方詳細)
★★★ たけのこと桜麩の信田巻き
桜麩とタケノコを油揚げで炊いた、ちょっとおしゃれな煮物です。少し手間ですし、お金もかかりますが、美味しいので、機会があれば作ってみてください。( 作り方はこちら )
他、思いつきましたら?思い出しましたら?随時追加していきます。