● ピペラードはフランス・バスク地方の家庭料理です。人によって多少のレシピの違いはあるようですが、トマト・ピーマン・にんにく・たまねぎ・唐辛子は共通して入っているかと思います。ってことは、ラタトゥユと一緒かな?とも思いますが、ピペラードのピペラは唐辛子(ピーマン)を指していれようで、ラタトゥイユと違い唐辛子は、絶対?なのかなとも思います。他、ズッキーニや、ナスはピペラードには、入れないようですね。現地では、焼いたジャガイモや、オムレツなどと一緒にソースのように添えて、いただくことが多いようですが、お店などでは、焼いた魚料理や、鶏や豚料理にも幅広く使うことができる、多様性のあるソースとして、よく使われています。今回は朝食用に、オムレツとベーコンにかけていただく、よりソース状にしたパターンで紹介します。
ちなみに、ソースや料理の違いを、定義づけしようとするのは、日本人の気質だと言われたことありますね。例えば、作り手が、ピペラードソースだと思って作り、そう言っているなら、それでいいじゃないかって、思うらしいです。聞いた話しですが。
目次
★ 材料
・オムレツ
・ベーコンスライス
【 ピペラードソース 】
・ピュアオリーブオイル 適量
・トマトソース 600cc
・にんにく 5g
・生ハムの端材 200g
・赤パプリカ 400g
・ピーマン 600g
・タイム 1本
・ローリエ 2枚
・輪切りとうがらし 適量(お好みで)
・塩 適量
★ 作り方
①・オムレツの作り方はリンク先を参照ください。
②・ベーコンは市販のものを、焼いておきます。
【 ピペラードソース 】
①・にんにくは皮をむいてみじん切りにしておきます。
②・パプリカとピーマンは、ヘタと種を取り除いて、粗めのみじん切りにしておきます。
③・生ハムの端材もみじん切りにしておきます。
④・鍋にオリーブオイルをいれ、にんにく、輪切り唐辛子と生ハムの端材をいれ弱火でじっくりと、炒めます。
⑤・続いて、赤パプリカ、ピーマンの順番に炒めながらいれていき、トマトソースを追加します。
⑥・タイムとローリエも加え、濃度がつくまで詰めていき、塩で味を整えます。
【 仕上げ 】
①・器にオムレツを巻いておき、ベーコンを乗せましたら、ピペラードソースをかけて完成です。
生ハムよりも、生ハムの端材で購入した方が安くすみます。もっと言いますと、ベーコンのみじん切りで代用しても充分美味しいかと思います。