● 今回はオリーブオイル・にんにく・唐辛子で作るシンプルなペペロンチーノの紹介です。もともとイタリアでは、レストラン料理にはなく、夜に小腹がすいた時などにサッと作って食べる軽食、日本で言う「塩おむすび」のような存在だったようです。
ちなみに、アーリオはにんにく・オーリオはオイル・ペペロンは唐辛子の意味です。
★ 材料
・パスタ麺
・オリーブオイル 30cc
・塩
・にんにく (みじん切り) 5g
・唐辛子 (輪切り)1本分
・パセリ (みじん切り)3g (なくてもOKですが、入れるのが定番)
★ 作り方
①・にんにくとパセリはみじんぎりにしておきます。
・唐がらしは、種をぬいて輪切りにしておきます。
②・フライパンにオリーブオイルをひいて弱火にかけ、にんにくと唐がらしをいれ、ゆっくり香りをオリーブオイルに引き出していきます。
③・にんにくが色づいてきましたら、火をとめて、パセリをいれておきます。
にんにくは焦がさないように注意してください。
④・鍋にお湯を沸かし、1%ぐらいの塩をいれ、パスタの麺をやや固めに塩ゆでします。(細かいパスタ麺のゆでかた基礎知識はこちらに)
⑤・ゆであがる少し手前で、ソースに火をつけ、パスタのゆで汁を、45ccほど加えます。
⑥・さらに、ゆで上がったパスタを加え強火で、水分をとばすようにあおり、乳化させ麺にソースをよくからめます。
⑦・味見をして塩気が足りないようでしたら、足して完成です。(1%の塩水でゆでていればよっぽど、塩を足す必要はないかと思いますが、味はお好みで足してください。)
★ にんにくについて
家庭で作るときは、たとえにんにくでも、途中でとりのぞいて、処分するのはもったいないとゆう意見を参考にして書いています。つぶしたにんにくて作る場合、スライスしたにんにくで作る場合、みじん切りにしたにんにくで作る場合それぞれ、にんにくの香りの強度が違いますので、お好みで、作ってください。
みじん切りが一番にんにくの香りが強くなります。スライスの場合もオリーブオイルで、カリカリになるように、揚げるように作り、一度、取りよけておき、仕上げにできあがった、にんにくチップを散らしても、食感の変化も加えれて、美味しく召し上がることができます。つぶしたにんにくだと、上品な香りにできますし、逆に少し焦して焦しにんにく、にすると、エグ味のある、きつい香りになります。
にんにくひとつでも、いろんなパターン作れますので、お好みでいろいろ試してみてください。