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● 今回は魚の塩焼きの紹介です。魚の塩焼きも、簡単なものは、塩をふって焼くだけですが、例えば鮮度が落ちてきた魚などは、一度、漬け汁につけておくことで、臭みも抜け、さらにタンパク質も変質して身質もプリッとした食感になるので、オススメです。ちなみに日本料理業界では、この汁を酒塩(さかじお)とよんでいたりします。「これ酒塩つけといて」など、酒塩で炊く場合は「酒煮(さかに)にしといて」ですね。臭みをぬいて、食材のポテンシャルを最大限に引き出す、それだけでも美味しくする、和食の基本になるのかなと思います。塩分濃度は食材で多少かえています。
★ 材料 (目安)
・サーモンなどの魚の切り身
【 漬け汁 】
・水 1000cc
・酒 100cc
・塩 50g
★ 作り方
①・魚は一人前づつの切り身にして、骨を抜いておきます。
②・漬け汁の材料をよく混ぜ、特に塩をしっかり溶かしてから、魚の切り身をつけます。
③・切り身のサイズにもよりますが、3時間ぐらいつけましたら、とりだします。
触ってみると身質の表面の状態がしまって、変わっているのがわかるかと思います。すべる感じの身質になります。
④・サラマンダーやオーブンで焼いて完成です。
焼く前に軽く乾かして、余分な水分をとばしてから焼きますと一層美味しくいただけます。乾いてくると、表面がベタついて、指がくっつく感じがしてくるのでわかりやすいかと思います。
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