● 今回は、日本料理の先付や小付などに使われる、「鶏笹身雲子紅梅和え」の紹介になります。メニュー表記は雲子→白子でも構いません。
★ 材料
・鶏ササミ
・雲子
・塩
・日本酒
・梅肉
・うすくち醤油 (香り付け程度に)
・砂糖 (お好みで)
・三つ葉の軸 (お好みで)
・海苔 (お好みで)
★ 作り方
①・鶏のササミは、鮮度のいいものを用意し、筋を取り除き、食べやすい大きさよりやや小さめにカットし、塩で下味をつけておきます。
②・鍋にお湯を沸かし、ササミをくぐらせ、軽く霜降りにしておき、ザルに広げて冷ましておきます。
③・雲子は掃除して、洗っておきます。
④・鍋に水1000cc塩10g日本酒100ccぐらいの汁を作り、雲子をゆでます。
この工程を酒煮といいます。
⑤・雲子に火が入りましたら、ザルにあげ、裏ごしをし、ペースト状にし、冷ましておきます。
熱いうちに裏ごしをした方がスムーズに行えるかと思います。
⑥・すり鉢に、雲子ペーストをいれ、味をみながら梅肉をいれ、すり混ぜます。
梅肉はメーカーによっても酸味甘味全然違いますので、味見をしながら、お好みの酸味にもっていきます。
⑦・ササミを投入し、ざっくりまぜ、うすくち醤油で塩味を整えます。
この時点で、多分うすくち醤油は、香り程度にいれれば、充分な塩味はあるかと思います。入れすぎないように注意しながら、味見をしながら入れてください。
⑧・器に盛り付けて完成です。
⑨・かざりで、ゆでた三つ葉の軸を刻んだものなどをかけたり、海苔を添えてもさらに美味しくいただけます。
砂糖は、梅肉に結構甘味があるものも多いので、僕は使わないことが多いかなと思いますが、お好みで味調整で使うか判断してください。