● 今回は、チーズケーキの作り方の紹介です。チーズケーキは大きく分けて2種類。小麦粉や卵を加え、加熱して固める、ベイクドチーズケーキと、ゼラチンを加え冷やして固める、レアチーズケーキがあります。ベイクドチーズケーキには、さらにスフレチーズケーキや、バスクチーズケーキなど、いろいろありますが、レアチーズケーキも含め、和製語なので、海外では伝わらないらしいです。細かく分類したがるのも、うちらの国民性かもしれませんね。ちなみにレアチーズケーキを、伝えたい時は、「No Bake」(焼いていない)をつけるといいようです。
目次
★ 材料
・クリームチーズ 500g
・砂糖 150g
・薄力粉 10g
・全卵 2個
・卵黄 1個
・生クリーム 35cc
★ 作り方
①・ボウルにクリームチーズを入れ、温煎にかけやわらかくします。
温煎にかけるとは=ボウルが浮かぶサイズの鍋にお湯を沸かし、ボウルを浮かべ、中の食材を加熱することです。焦げやすい食材や、高温で加熱したくない時、徐々に加熱したい時などに使用します。
②・クリームチーズがやわらかくなりましたら、砂糖を加えすり混ぜます。
③・混ざりましたら、薄力粉を加え混ぜます。
④・続けて、全卵、卵黄、生クリームを加えよく混ぜ、型や器に流します。
⑤・コンベクションスチームや温煎を使い、80度から85度で3時間ほど加熱します。
⑥・一晩冷蔵庫などで、しっかり冷まし、寝かして完成です。
⑦・お好みのサイズなどに切りだして、お好みのフルーツソースなどをかけるのも、オススメです。
★ オススメのフルーツソース
【 ブルーベリーソース 】
・ブルーベリーは一度凍らせておくとドリップして簡単に作れます。凍ったブルーベリーの重さを計量し、その20%の重さの砂糖を加えます。あとはハンドミキサーなどでつぶしながら加熱し、ソース状になりましたら完成です。冷めると粘度が増すので、しっかり煮詰めなくても大丈夫です。
食材のドリップとは=凍らせて解凍する時にでる水分のことです。凍らせることで食材の繊維が破損し、解凍時に食材のもつ水分が流れでてしまいます。本来旨味も流れでてしまうので、よくないことですが、この水分を逆に利用し、少ない水分量で、加水しなくても、料理が作れたりもするので、濃厚に仕上げたり、時短にも使うことができます。