鱈（たら）のバプールと青さ海苔のあん・青さ海苔の注意点

● バプールはフレンチの呼び方で、日本料理では「蒸す」を意味します。シンプルに鱈に塩をして蒸すことで、ホロリとやわらかく仕上げることができます。

★ 材料

・フュメ・ド・ポワソン　　150cc　　（代用一例：フュメ・ド・ポワソン ）

・薄口醤油 　　適量

・青さ海苔（生）　30g

・片栗粉　　適量

・タラ切り身

・塩

・いろどり用添え野菜

・吸汁

★ 道具

・蒸し器　・鍋　・コンロ　・計量カップ　・はかり　・まな板　・包丁

★ 作り方

①・いろどり用添え野菜は、それぞれ下処理とボイルをして、吸汁で炊いて含ませておきます。

②・タラの切り身は塩をして蒸しておきます。

③・フュメ・ド・ポワソンを沸かし、飲んで美味しいぐらいに塩で味をつけて、薄口醤油は香りづけ程度にいれます。

④・片栗粉を水でといて、お好みの濃度より少し強めにとろみをつけます。（青さ海苔の成分でとろみが時間と共にゆるくなっていく為です。）

⑤・器を用意して④に青さ海苔を入れてはります。①と②を盛り付けて、完成です。（青さ海苔は色がすぐ悪くなるので提供直前に入れます。）

● 今回は、青さ海苔の色をひきたたせたいのでソースにあまり色をつけないように気をつけてます。薄口醤油は香り程度、ソースのベースは吸汁ではなくフュメ・ド・ポワソンにしているのもその為です。